ENERGY / NOTE & SIMULATION

エネルギーを考える

暮らしの電力、地熱、企業の調達、地域のエネルギー事業。19本のNOTE記事と火星コロニーのシミュレーターを入口に、電気と熱の使い方を考えます。

Tetsu HattoriのNOTE記事一覧へ
川沿いのまちで、商店や工房の人々の暮らしを太陽光・蓄電・熱の仕組みが支える構想イラスト。遠景には宇宙の居住地。
電気と熱、暮らしと地域をつなぐ。

E-19 アプリ公開中19本の記事と、火星コロニーのシミュレーション。

暮らしとエネルギーの選択

住まい、電気を使う時間、供給の安定性。身近な選択と技術の価値を記事から考える。

0105
E-01暮らしとエネルギーの選択

暮らしのエネルギー

住まいと移動の選択は、自然にどう届くか

家の電気や毎日の移動は、自然にどんな影響を与えているのでしょう。NOTEは、日本を含む三か国の暮らしを評価したレポートを読み解きます。住居のエネルギー、車と鉄道の違い、電源構成に注目すると、炭素と生物多様性では優先する対策が違うことが見えてきます。

記事の読みどころ

  • 住居エネルギーと移動を、ライフサイクル全体で評価する方法
  • 炭素と生物多様性の両面から読む、日本の電源構成と交通の特徴
E-02暮らしとエネルギーの選択

需要の調整

電気を使う時間は、価格でどう変わるか

電力が必要な時間を動かせたら、需要の集中はどう変わるでしょう。NOTEでは、リアルタイム料金に応じた家電の自動制御を例に、価格を通じて使い方を変える発想を紹介しています。水や交通の事例にも目を向け、自然の供給力に需要を合わせる提案をたどります。

記事の読みどころ

  • リアルタイム料金と家電の自動制御による電力需要のシフト
  • 資源の希少さを伝える価格と、過度な変動を抑える仕組み
E-03暮らしとエネルギーの選択

エネルギーと事業継続

燃料の供給が揺れると、暮らしと事業に何が起きるか

燃料の問題は、ガソリン代や電気代だけにはとどまりません。2026年3月のNOTEは、中東情勢を題材に、エネルギー供給の混乱が肥料、素材、物流、金融へ広がる連鎖を考察します。価格の上昇と物そのものの不足を分けて読むと、事業継続への影響が見えてきます。

記事の読みどころ

  • 燃料から肥料・素材・物流へ広がる供給制約の連鎖
  • 価格高騰と数量不足が、事業継続や長期投資に及ぼす違い
E-04暮らしとエネルギーの選択

環境技術の価値

省エネ技術は、どうすれば選ばれるのか

優れた省エネ技術は、どうすれば「この会社に任せたい」という信頼に変わるのでしょう。NOTEは、性能の証拠を顧客の調達や運用につなげる環境技術ブランドを論じます。建物の快適性、利用者の行動、運用データに注目すると、導入後まで続く価値が見えてきます。

記事の読みどころ

  • 省エネ性能を、顧客の調達条件や使用時の価値に翻訳する視点
  • 運用データ、保証、保守を組み合わせて技術への信頼を育てる方法
E-05暮らしとエネルギーの選択

電気を融通する技術

EVの電池が、家と電力網を支えるとき

EVの電池にためた電気を、家や電力網でも使えたら。十の環境技術を紹介するNOTEの中から、双方向充電の可能性を読めます。再エネの変動への対応だけでなく、電池の劣化、参加者への報酬、機器の標準化にも触れ、普及に必要な条件を考えさせる記事です。

記事の読みどころ

  • EVから家庭や電力網へ電気を戻す、双方向充電の使い道
  • 電池の劣化、報酬、参加ルール、機器の標準化という普及の条件

技術と自然の接点

地熱、発電所、廃棄物処理、デジタル産業。電気と熱を支える仕組みと自然との関係を読む。

0610
E-06技術と自然の接点

地熱の可能性

豊かな地熱資源は、なぜ眠ったままなのか

日本には豊かな地熱資源があるのに、なぜ導入が進まないのでしょう。NOTEは、レスター・ブラウンの「地熱社会」という提言を出発点に、探査や掘削の難しさ、海外との違い、次世代技術をたどります。地下の可能性を、実際に使える電源へ変える条件に迫ります。

記事の読みどころ

  • 日本の資源の豊かさと、探査・掘削・開発規模が生む導入の壁
  • 人工の地熱だまり、閉じた管、超高温を利用する三つの次世代方式
E-07技術と自然の接点

再エネと生物多様性

再エネを増やす場所で、何を守るのか

脱炭素に役立つ発電でも、立地によっては森や農地、生きものの移動に影響します。NOTEは、太陽光・風力・水力などの自然との関係を整理し、再エネへの転換で変わるリスクを解説。植生管理や生息地の確保など、発電と自然の回復をともに考える工夫を紹介します。

記事の読みどころ

  • 汚染中心のリスクから、土地利用や生息地の分断へ変わる論点
  • 在来種の植生、生垣、生息地を組み込む発電所の設計と管理
E-08技術と自然の接点

まちに届ける熱と電気

ごみ処理施設を、暮らしのエネルギー拠点に変える

ごみ処理施設の熱と電気は、地域でどんな役割を持てるでしょう。NOTEが提案するのは、温浴、プール、温室、地域暖房と、学びや遊びの場をつなぐ施設です。先進事例と地域ごとの構想を通じて、エネルギーの使い先、運営の収入、住民との関係を一緒に考えます。

記事の読みどころ

  • 回収した熱と電気を、温浴・温室・地域暖房などへ届ける使い方
  • 公開空間や学びの場を組み合わせた施設運営と収入の考え方
E-09技術と自然の接点

デジタル社会の電力

AIを支える電力と水は、どこから来るのか

画面の向こうのデジタル社会は、電力と水を使う設備に支えられています。NOTEはWEFのテクノロジー産業レポートを読み、データセンターや半導体製造の自然への依存を解説。電力の調達、間接的な水の使用、余熱の活用から、成長を支える条件を探ります。

記事の読みどころ

  • データセンターの電力需要と、電力を通じた間接的な水使用
  • 持続可能な電力調達と、データセンターの余熱を地域で使う発想
E-10技術と自然の接点

企業の電力調達

買う電気を、ネットゼロの目標につなげる

2026年6月のNOTEは、SBTiの企業ネットゼロ基準V2.0を題材に、企業の目標と電力調達の関係を解説します。長期契約や、使う時間と供給の対応をどう考えるか。購入電力をめぐる論点から、目標を実務へつなぐ道筋をたどれます。

記事の読みどころ

  • 記事で取り上げる低炭素電力の調達と長期購入契約の論点
  • 電気を使う時間と供給を対応させ、制約も含めて説明する考え方

投資と地域のエネルギー

炭素の価格、排出量取引、地域への投資。エネルギー転換を進める資金と事業を読み解く。

1115
E-11投資と地域のエネルギー

投資と炭素価格

見えない炭素コストを、設備投資に織り込む

設備を選ぶとき、将来の炭素コストをどう扱えばよいでしょう。NOTEは、社内で炭素に価格を付ける方法を、投資判断、部門への課金、調達に分けて整理します。省エネ設備や再エネ電力の例から、価格の目的と使い方をそろえる大切さを読み解けます。

記事の読みどころ

  • 投資判断に使う仮想的な価格と、部門に実際に課す料金の違い
  • 省エネ設備や購入電力の選択に、炭素コストを反映する方法
E-12投資と地域のエネルギー

排出量取引

排出枠の価格は、企業の省エネをどう動かすか

2025年10月のNOTEは、GX-ETSの本格導入を前に、排出枠の配分と価格の仕組みを整理しています。同業種との比較、過去の排出実績、価格の上下限にはどんな役割があるのか。制度設計と企業の削減判断のつながりを、記事の解説からたどれます。

記事の読みどころ

  • 記事で整理する、ベンチマーク方式と過去の排出実績に基づく配分
  • 排出枠の価格やクレジットの扱いが、企業の削減判断に与える影響
E-13投資と地域のエネルギー

エネルギーへの投資

熱を回す事業、再エネを育てる投資

工場の熱を地域で使う事業と、新しい再エネ設備への投資では、何を見比べればよいでしょう。五十の投資機会を読み解くNOTEには、統合熱システムや営農型太陽光、浮体式洋上風力も登場します。技術の成熟度、必要な資金、普及の壁という視点で読み進められます。

記事の読みどころ

  • 工場・建物・地域熱供給をつなぐ統合熱システムの事業機会
  • 再エネへの投資を、技術の成熟度・資金・普及条件で見比べる視点
E-14投資と地域のエネルギー

地域に残る価値

地域のエネルギーを、地域の稼ぐ力につなぐ

地域に事業ができても、その利益はどこに残るのでしょう。NOTEは、地域の課題と事業を結びつけるローカルゼブラを、森林、観光、交通、エネルギーなどのつながりから考察します。域内の調達、雇用、加工、再投資に注目し、自然の豊かさを地域の力へ変える道を探ります。

記事の読みどころ

  • 地域エネルギーなど、行政・企業・住民が協力して支える事業の領域
  • 調達・雇用・加工・再投資を通じ、地域からの利益流出を小さくする方法
E-15投資と地域のエネルギー

公正なエネルギー移行

発電所の先に、地域の仕事と暮らしをつなぐ

発電所や製油所が変わるとき、地域では何を一緒に考える必要があるでしょう。NOTEは環境省の地域トランジション資料を読み、雇用、税収、暮らし、土地利用へ広がる影響を整理します。住民との対話や移行の順番、負担の配分から、公正さと次の成長を問いかけます。

記事の読みどころ

  • 発電所の閉鎖や再エネ開発が、雇用・財政・土地利用に及ぼす影響
  • 住民の参加、移行の順番、負担の配分を含めた地域の将来設計

つながる地域、宇宙への実験

まちの産業、排熱、屋上、水。資源をつなぐ記事と火星コロニーのアプリから考える。

1620
E-16つながる地域、宇宙への実験

まちと産業の連携

エネルギー管理から、まち全体の価値をつくる

街全体のエネルギー管理は、水辺や健康、地域の産業とどう結びつくのでしょう。八つの産業クラスターを紹介するNOTEでは、柏の葉のまちづくりが一つの手がかりになります。建物単位の設備から視野を広げ、暮らしを支えるサービスと産業のつながりを読めます。

記事の読みどころ

  • 柏の葉に見る、街全体のエネルギー管理と水辺・健康・産業の組み合わせ
  • 複数の産業をつなぎ、自然との共生を地域の事業へ広げる視点
E-17つながる地域、宇宙への実験

つながりに投資する

発電・熱・移動をつなぐ投資は、何を変えるか

発電所一つへの投資から、地域のエネルギーの流れ全体への投資へ。NOTEは、ごみ発電の余熱、下水由来のバイオガス、EVなどを結ぶ構想を例に、システミック投資を考察します。個別の設備を超えて、資金や協力の仕組みを組み合わせる発想に触れられます。

記事の読みどころ

  • 発電、余熱利用、バイオガス、移動を結ぶ地域の構想
  • 公的・民間の資金や複数分野の事業を組み合わせる投資の考え方
E-18つながる地域、宇宙への実験

建物と自然の設計

太陽光と緑を、同じ屋根で育てる

屋上に太陽光パネルと緑を組み合わせると、どんな空間が生まれるでしょう。まちの技術を紹介するNOTEは、発電と生息地を重ねるビオソーラー屋根や、生きものにも配慮する照明を取り上げます。省エネ、暑さ、光、植生を、建物の設計で一緒に考える入口です。

記事の読みどころ

  • 太陽光発電と屋上の植生・生息地を組み合わせるビオソーラー屋根
  • 照明の効率だけでなく、色や照射範囲が生態系に与える影響
E-19つながる地域、宇宙への実験

E-19 / MARS COMMONS · アプリ公開中

火星コロニー資源循環シミュレーター

火星コロニーの発電・居住・栽培・資源設備の構想イラスト

太陽光・原子力・蓄電池と、水・酸素・食料・メタンのつながりを、火星コロニーの設計で体験します。人口、設備容量、水回収率、備蓄、砂嵐の条件を変え、暮らしを支えるエネルギーと資源の収支を比較できます。

アプリで試せること

  • 20人・100人・1,000人のシナリオで、電力と資源の不足がいつ起こるかを観察。
  • 設備イラスト、時間再生、条件比較、CSV出力で、変更の影響を確かめる。
  • アプリ内の使い方ガイドで、蓄電・砂嵐・水回収の3つの実験を試す。

日本語・英語対応。使い方ガイドはアプリ内にあります。

E-19 アプリを開くNASA・ESAの公開資料を参考にした概念モデルです。計算の前提と限界はアプリ内で確認できます。
E-20つながる地域、宇宙への実験

水とエネルギー

干ばつは、なぜ電気の問題にもなるのか

水が足りなくなると、発電にも影響が及びます。NOTEはUNCCDの干ばつレポートを読み、水力の貯水量や火力・原子力の冷却水から、電力と水の関係を解説します。食料、物流、金融にも広がる連鎖をたどり、流域の管理と事業継続を一緒に考えられます。

記事の読みどころ

  • 貯水量の減少と冷却水の制約が、発電に影響する仕組み
  • 干ばつを水・電力・物流のつながりで捉える、流域管理と事業継続の視点

E-19では火星コロニー資源循環シミュレーターを利用できます。ほかの19枚は、それぞれ異なるNOTE記事への案内です。

CONNECT THE IDEAS

もうひとつのテーマへ。

エネルギーと資源の循環を、一緒に考える。

サーキュラーデザインナビへ