C-15 / アプリガイド
リサイクルのプライシングナビ
回収・再生事業者の立場で、販売価格、買取価格、受入処理料のつり合いを探すアプリです。1か月の量・品質・費用・買い手の需要を変えて、続けられる取引条件を考えます。
01
はじめての使い方
- 1
受入量と買い手を設定する
対象資源の名前、月間受入量、販売先の需要、再生材の販売価格を入力します。資源名はラベルで、素材別の相場や単価は自動設定されません。
- 2
品質と費用を入れる
異物率と、異物除去後の原料に対する再生歩留まりを設定します。回収・選別費は受入kg、加工費は異物除去後kg、残さ処理費は残さkgあたりです。
- 3
買取価格と処理料を検討する
買取価格は事業者が払う額、受入処理料は事業者が受け取る額です。固定費も入力し、営業収支、買取上限、必要処理料を一緒に確認します。
- 4
条件を変えて比較する
「この結果を比較基準にする」を押し、価格や需要を1つずつ変更します。環境負担を比べる場合は専用の詳細欄を開き、同じ評価範囲の排出係数を入力します。
02
結果の読み方
- 月間営業収支
- 再生材の売上と受入処理料収入から、買取・回収・選別・加工・残さ処理・固定費を引いた額です。売れ残りは売上にならず、当月の製造費はかかります。
- 損益分岐の販売価格
- 他の条件を固定し、収支を0円にする製品1kgあたりの販売価格です。販売量が0なら算出できません。目標利益率を満たす価格は別に表示されます。
- 買取上限
- 他の条件を固定して赤字を避けられる、受入1kgあたりの買取価格です。マイナスなら無償受入でも不足するため、費用削減や処理料などの見直しが必要です。
- 必要な受入処理料
- 現在の買取価格などを保ち、赤字を避けるために必要な受入1kgあたりの処理料です。今の処理料への追加額ではなく、合計単価です。
03
試してみる3つの実験
販売相場が下がったら?
初期値から販売価格を80円から60円/kgへ。収支、買取上限、必要処理料を比較します。
買い手が減ったら?
初期値から需要を90tから50t/月へ。売れ残りと損益分岐価格がどう変わるか確かめます。
分別改善の効果は?
初期値から異物率を22%に上げ、8%に戻して比較します。改善費用が必要なら固定費にも加えます。
04
ゲームの進め方
循環をはじめる、4つの商談
- 「ゲームで学ぶ」で買取価格と受入処理料を調整し、品質改善・買い手との長期契約・共同回収から1つ選びます。施策には費用や販売価格の変更も伴います。
- 目標は月間収支0円以上、売れ残りゼロ、排出者の負担8円/kg以下。排出者の負担は処理料−買取価格です。8円はゲームの合意条件で、制度や相場の基準ではありません。
- 予測を確認し、「この作戦で決定」で記録します。目標1つにつき星1個、4ラウンドで最大12個。通常条件・相場下落・異物増加・需要減少を経験します。各期は独立した1か月で、在庫や施策は持ち越さず、シミュレータの入力も反映しません。
05
前提とデータの扱い
- 初期値は学習用の仮定で、素材の市場価格ではありません。乾式の単一素材を想定し、製品にならない質量を残さとして扱います。
- 在庫繰越・保管費、設備投資、金利、税、補助金、運転資金、許認可は対象外です。排出差の評価額は営業収支に加算しません。新材は販売量、再生材は在庫を含む生産量に排出係数をかけます。詳しい前提と資料はアプリ内で確認できます。
- 入力、比較基準、ゲームの記録は開いているページ内だけに保持されます。再読み込み・終了・ページ移動でリセットされます。アプリ上部の「アプリガイド」は別タブで開くので、元のアプリの入力を残したまま読めます。